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遠隔ガイドに挑戦

公開日:2022年02月27日
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#2022年 2月17日~2月19日 駿河湾フェリー 清水港

3日間、清水港フェリーターミナルにおいて、県内の観光事業関連の皆様と、駿河湾フェリーとEVカーのマイクロツーリズムを考えた「実証実験」に、弊社も参加させて頂きました。

天気にも恵まれて、フェリーの船旅と、小回りが出来る「EVカー」との新しい旅の形には、色々な可能性を感じました。各スタッフの皆様のプロとしての経験や英知が集まり、今後更なるバージョンアップも期待出来る結果となりました。

#遠隔ガイド① 

清水港から土肥港までは、直線距離で約30キロ。スマートフォンなどを利用して、ほとんど時差無く、映像と音声が送られてきます。こちらの音声は、各EV カーにスピーカーを積んで、同時に聞こえていました。1日目は、1人で担当。弊社でも初めての試みで、とても緊張していましたが、2日目は、2人で担当し、FMラジオのMCのような掛け合いをしながら、ガイド案内をしてみました。TUKTUKに乗っていると、運転中にモニターを見れない為、音声だけで様々な情報をお届けすることになります。

しかし、普段しているバスガイドの案内とは違い、見えていない方に説明をすることに不慣れな為、試行錯誤をしながらの、あっという間の3日間でした。

/「シニアツーリズム」と「EVモビリティ」の実証実験

#遠隔ガイド② 2月22日~2月24日 

沼津駅2階 沼津観光協会内 遠隔ガイドプログラムのブース

沼津駅から、伊豆三津シーパラダイス、沼津港、伊豆フルーツパークでいちご狩りなどの観光地を、一日で回る、シニア層を対象にした「マイクロツーリズム」。加えて、高齢になると歩行に関する不安が多くなる為、「EVモビリティ」の移動アシストも考えた、実証実験。今回は、1日目、観光バス、2日目、EVカー「TUKTUK」、3日目、タクシーを利用。電気車椅子の「WILL」をバス、タクシーに積んで、観光をして頂きました。遠隔ガイドも、毎日、お客様の乗り物が違う為、案内の内容や、モニターの使い方などを工夫してみました。人気のお土産などは、モニターが見れる場合、商品をガイドの顔の横に出して見せながらの説明をしてみました。バスガイドのご案内も、現状は車内でマスクを着用し、お客様と対面を最小限にしたご案内になっています。「遠隔ガイド」では、お客様にずっと対面が出来て、ゆっくりと話せて、お客様の声も届き、会話も出来ました。今回の経験を踏まえて、次回に活かせる工夫も考えています。コロナ禍で観光業界が考える、「新しい旅」のご提案。環境に配慮したEVカーや、自走できる電気車椅子は、これからの移動サポートに活躍が期待されます。

これからは、旅のスタイルも変化していくと感じています。特に外出を控えていたご高齢のお客様にとって、移動のサポートがあることは大きな違いになります。是非、これからも弊社代表が「旅行介助士」として、皆様の旅行がより良くなるように、地域の各業界の皆様と協力して、勉強をしていきたいと思います。